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オーナーのよもやま話

第3回 最近観たちょっといい映画
さて今回は最近観た映画の中で私なりに気に入った作品を2本紹介しよう。
1本目は「トーク・トゥ・ハー」。ストーリーは昏睡状態の愛する女性にあたかも生きているかのように毎日語りかけ世話をする看護士の男が主人公で彼と彼女のかかわりを描いている。よく無償の愛などと言うが全く無反応の人間に何年も世話をしながら語りかけ続けることなど本当にできるだろうか?人に尽くせば何かしら報われたい、それが人間の性というものではないか。こういう比較的重いテーマでもそこはスペイン映画らしく悲壮感をおさえ、あるところではポップな映像を用いて観る側を暗い気持ちにさせず、そのくせ内容的にはかなり重い部分もきちんと残している。やはり映画というのはどこまでいっても娯楽の要素を持っていないとだめだという考え方が見えてくる。実はこの話の中の二人、彼女の方は昏睡状態になる前、彼のことをまったく知らない、彼は彼女に憧れ遠くから見ているだけという前ふりがある・・・話は進みついに彼女は昏睡状態から目覚め意識を戻す・・・はたして?この先が気になる方は是非レンタルビデオショップに足を運んでいただきたい。最後は決してハッピーエンドとは言えないが私的には後味が悪いという感じも残らなかった。是非観ていただきたい1本である。
2本目は「ラベンダーの咲く庭で」。こちらの映画は007シリーズのM役が印象的なジュディ・デンチ主演。ストーリーは田舎の海辺にひっそりと暮らす初老の姉妹、すでに人生の終盤をむかえ寄り添うように二人っきりで暮らしている。ある時、舟の事故で海岸にうち上げられた美しいポーランド青年を助け回復するまで面倒を見ることに・・・。それまで何事もなく穏やかに暮らしていた姉妹、突然人生に入ってきた他人、しかし妹の方は彼とのかかわりに生きがいを見いだしていく。忘れかけていた若き日の熱い感情までもがよみがえる。数ヶ月看病し彼との生活が半ば当たり前となり、次第にその存在はかけがえのないものへと変化していく。怪我がいえたら出て行ってしまう事を知りながら彼が去る怖さにおびえながら慈しむように彼と向き合い、たまゆらの幸福感に浸る妹。それはいつしか孫ほどの年の差のある彼に対する年齢を超えた恋愛感情にまで登りつめていく。人生の終盤に訪れた一瞬のときめきは瞬く間に過ぎていき天才的なバイオリンの才能を持つ彼は有識者に見出され村を出て行く。止める術もなく彼の旅立ちを見送る。ラストシーンは海辺を歩く姉妹が岩陰にふっと消え画面から消える、何となく切ないラストシーンである。映画はラストシーンが非常に大事だと思うのだが好きなラストシーンの1つである。話はそれたが誰にとっても平等に訪れる老い、だが肉体が老いても精神的には何も変わっていない、そんな現実が時として悲しくもある、そう思わされた映画だった。
P.S. この映画は海辺や村その他の景色も美しく又バイオリンによる音楽効果もすばらしい。やはり映画というのは総合芸術。脚本はもちろんの事、色、情景、音楽などもとても大事な要素だと思う。こちらの作品も是非観ていただきたい1本です。

次回は、「アミーゴス!千種〜新栄ぶらり飲み歩き」です。


→前回までの「オーナーのよもやま話」はこちらでご覧いただけます。






こんにちは。アンナンブルーのオーナーです。私がかつてベトナムやインドシナ各国、メキシコに旅をした時に見聞きしたおもしろい体験話をまとめてみました。ぜひ読んでみてください。


最終回 「旅・結び」
よく男の顔は履歴書などと言うが私の額のしわの1本はベトナム製、1本はメキシコ製だと思う。この2つの国との出会いが私の人生に多大なる影響を及ぼし深みさえ与えてくれた。日本の友人からうる物も多いが、やはり異なった文化を持った他国の人間との関わりは時に驚きと楽しさに満ち溢れている。その分、心底腹の立つことも数知れずだが(笑)、そういう意味でも旅というのは人間を成長させてくれるものだと感じる。
このこぼれ話シリーズで書いたベトナムをはじめとするインドシナ各国とメキシコの旅が私に及ぼした影響も数知れず、私のイメージの中で静かな熱のベトナム、激しい熱のメキシコ、両国ともお世辞にも完璧とは言えないが両国の人々は自国に圧倒的な誇りを持ち臆面も無く「私たちの国は最高だ」と言い切る。それはそうでありたいという叫びにも聞こえるが、・・・最今さまざまな問題を抱えている我が国、そういった叫びすら途絶えがちでなんだか羨ましく感じたりもする。
最後に、皆さんに時間があれば是非旅に出ることを強く勧めたい。よければベトナムやメキシコにも、きっと心の引き出しが増えて人生に奥行きが出来るはず、そしていつか旅の空で経験した楽しい話を聞かせてください。これまで読んでいただいてありがとうございました。ではまた。
オーナー 加藤新貴


→前回までの「オーナーの旅のこぼれ話」はこちらでご覧いただけます。








アンナンブルー栄店 2016年 人気メニューベスト10

ゴイクン(生春巻)
ベトナム料理を代表する人気メニューで、エビ・ビーフン・新鮮な野菜をライスペーパーで巻いたサラダ。
ピーナッツ風味のみそだれやヌクチャムをつけていただきます。


春雨と野菜と鶏肉のあえもの

春雨と野菜と鶏肉のあえもの
人気ランキングでは毎回上位に入る安定した人気を誇る定番メニューです。

ホタテ貝のレモングラス炒め

  鶏肉のバジル炒め

  ベトナム焼きめし

  鶏肉ミックスフォー(鶏肉・木の子・野菜入り)

  豚と野菜のバインセオ

  ベトナムもつ鍋

  カニ(ソフトシェル)のからあげ

  牛肉と空心菜の炒めもの



[new]はニューランクインメニューになります。





只今、WEB限定メニューをご用意しているところです。
もうしばらくお待ちください。




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